スクリーンプレイのポイント解説#1: ボールマン編

 

今回はスクリーンプレイのポイントについて解説したいと思います。

 

アメリカと日本のバスケで個人的に一番感じる違いとは、スクリーンプレイの頻度です。

単純に日本はスクリーンプレイの数が少ないように思います。

 

ツーメンのスクリーンプレイというのは一番基本的なチームオフェンスです。

 

スクリーンの頻度が少ないということはつまり、

オフェンスが1on1に偏ることが多いということです。

 

日本では個の力の強化が必須と言われますが

個の力が劣っているのなら、なおのことチーム力を高めるべきではないでしょうか。

 

個の力は才能も必要なので、そういう選手が育つのを待つ他ない部分もありますが

チーム力は意識を変えるだけで高めることができます。

 

日本のバスケレベルの向上のためには

個の力を強化するよりもまずはスクリーンなどのチームプレイを高めることが先決だと思います。

(ヨーロッパもアメリカより身体能力は劣りますが、スクリーンを多用するチームプレイで対等に戦っています)

 

また、世界は高い個の力を持った選手がチームプレイをしてくるので、

個人技に優れた選手がいくらいてもチームプレイがなければ意味がありません。

 

と考えると、遅かれ早かれスクリーンプレイの習得は必須事項なのです。

 

それでは以上を前置きとして、

今回はチームプレイの基本となるスクリーンプレイの使い方のポイントを解説したいと思います。

 

今回はボールマンのポイントです。

スポンサーリンク

① スクリーンがセットされるまで待つ

 

スクリーンプレイが失敗する一番よくあるパターンがボールマンが早く動きすぎることです。

 

ボールマンが動いてしまうとスクリーナーがどこにスクリーンをセットすれば良いのか分からなくなります。

 

また、ボールマンが毎度スクリーンの逆サイドに仕掛けたり、

来ている途中でドライブを仕掛けたりするのはスクリーナーを無視する行為です。

 

そうなると、スクリーナーはスクリーンをかけにいっても意味が無いので、

次第にスクリーンに行く意欲を失っていきます。

 

スクリーンというのは決して楽しいプレイではありません。

 

ボールマンはそんな汚れ役をやってくれているスクリーナーに感謝すべきであり、

できるかぎりスクリーナーを活かす意識を持つべきです。

 

そのためにはまずはスクリーンがセットされるのをしっかりと待つことが重要です。

 

ただ、実際のNBAの試合ではスクリーンのセットに合わせて動き出すこともよくあります。

 

これは熟練された動きの結果であり、

はじめからこのような動き方をしようとすると、大抵うまくスクリーンを使うことができません。

 

まずはじめのうちはしっかりとスクリーンを待ってからプレイに入るように練習すべきです。

 

スクリーンがうまくいかない大きな理由のひとつが動き出しが早すぎることなので、

まずは待つという意識を持つことが大切です。

 

②スクリーンと逆サイドにふる

 

スクリーンがセットされたら逆サイドに動く動きを一度見せることです。

 

こうすることで、ディフェンスを一歩中に押し込むことができるためよりスクリーンにかけやすくなります。

 

タイミングによっては、フェイントをかけなくても上手くかかるときもあります。

 

ただこれも上級レベルでの動きですから、まずは必ず逆サイドにふる動きを習慣づけましょう。

 

スポンサーリンク

 

③ブラッシングを丁寧にする

 

ブラッシングはスクリーンプレイにおいて必ず言われる動きなので

聞いたことがあると思います。

 

ただそれをキチンと行っているかどうかが重要です。

 

ブラッシングのコツは内側の肩を落として、

しっかりとスクリーナーに近づくことです。

 

もしブラッシングが上手くできていないのであれば、上記の2点の動きもできていないからです。

 

ポイントの①②はブラッシングを上手く行なうためでもあります。

 

ポイントの3つは全てつながっているので練習ではひとつずつ丁寧に確認していきましょう。

 

④状況判断を重視する

 

動きに関してのポイントは③までですが、

意識面でのポイントとして④を挙げておきたいと思います。

 

スクリーンプレイで重要なのは動きの速さではなく、状況判断の速さと正確さです。

 

スクリーンではおもに5つの選択肢があります。

 

1,ドライブ

2,シュート

3,ピックアンドロール

4,ピックアンドポップ

5,パス

 

詳しくは別の記事でお伝えする予定ですが、

ボールはスクリーンを使った後はこの5つの選択肢のどれが適切かを考えなければなりません。

 

実際は考えるというよりも

良いプレイヤーは反射的に動くのですが、

常にイメージと実践を繰り返して、スムーズに対応できるように練習することが大事です。

 

良いボールマンはこの5つの選択肢でどれが一番適切かを取捨選択することができます。

 

スポンサーリンク

 

まとめ

 

スクリーンは運動能力よりも、

丁寧で確実な動きや判断力が重要になってくるプレイです。

 

ですので、運動能力に劣る選手でも

良いスクリーンユーザーとなることができますし、

それはつまりチームオフェンスを構築することのできる選手になれるということです。

 

NBAのプレイヤーで言うならば、

ジョン・ストックトンがまさにスクリーンの使い方の上手い選手でしょう。

 

身体能力は決して高くはありませんが、

スクリーンを使って味方を活かす能力に長けていたので

トッププレイヤーとなることができた選手です。

 

どんなプレイヤーにも必須のスキルだと思いますが、

特にガードプレイヤーは必ず身につけておくべきスキルです。

 

また、スクリーンの使い方が上手い選手は

今の日本のバスケでは重宝される存在になると思います。

 

練習ではこの4つのポイントをイメージしながら行なうようにしてみてください。

 

シェアする
CATEGORIES
TAGS

COMMENTS

Wordpress (0)