スポーツの動きが劇的に変わる!「体幹主動」の考え方

スポーツの動きが劇的に変わる!「体幹主動」の考え方

 

近年、体幹や体幹トレーニングという言葉が脚光を浴びています。

 

私自身、体幹の重要性を理解してからバスケの動きが大きく変わり、

すっかり体幹信者となっております笑

 

そこで今回は体幹信者の私がスポーツにおける体幹の重要性をお伝えしたいと思います。

 

 

動きの初動は体幹から

 

体幹とは、腹や背中の筋肉だけのことでなく、肩や股関節を含む胴体のことを指します。

 

体幹画像

 

なぜこの部分を意識すべきかというと、もちろん、体の中央に位置しているからです。

 

また、上半身、体幹、下半身と部位を分けると

体幹が最も大きな筋肉群となりますので、パワーの源になるからです。

 

まさに体幹こそが体のコア(核)であり、そこから手足が伸びて人間の体の形ができていると考えます。

 

イチロー選手も特に肩甲骨と股関節を重視してトレーニングをしていますが、

これは体幹のパワーを手足にスムーズに連動させるためだと思います。

 

 

動作の主体は体幹にあることを理解しているからこそ、

連結部分の肩と股関節を重視しているのでしょう。

(体幹主導ができているとこれらの部分が自然と意識されます)

 

 

腕や足の筋肉に頼ってはいけない

 

運動が苦手な人の特徴として、末端の筋肉を使いすぎることが挙げられます。

 

たとえば、速く走ろうとして足に力が入ったり、

野球ならボールを強く打とうとして、腕が力んだりといったことです。

 

このような動作を「小手先」とか「手打ち」とか「腰が入っていない」という言い方をしますが、

体幹を使えていない状態がこう表現されているのです。

 

(「手打ち」といった言葉があること自体、

昔から腰を入れること、すなわち体幹を使うことの重要性が意識されてきたことの証明と言えます。

 

体幹の重要性は今に始まったことでなく、伝統的な武道でも常に言われて続けてきたということです。)

 

スムーズな動きをするためには、逆に手足の筋肉は脱力する必要があります。

 

ではどこでパワーを発揮するのかというと、体幹の筋肉を使うのです。

 

例えば野球のスウィングをする際は、腰の回転を先行させ、

それにつられて手が出てくるように打てと言われます。

 

これもまさに、体幹主導の考え方です。

 

もし、腰の回転より先に手が出てしまうと、体幹が使えず、腕の筋肉だけのパワーになるため

力のないスウィングになってしまいます。

 

ボクシングのパンチも同じで、

腕だけ相手を殴ってもそれほどダメージを与えることはできません。

 

先に腰(体幹)が回り、後から拳が出てくることで力強いパンチが打てます。

 

どんなスポーツにおいても、良い動作は常に体幹が先導して動いています。

 

トップアスリートの動きはとても速いため体幹と手足の動きはほぼ同時のように見えますが、

スローにすると必ず体幹の方が先に動いています。

 

運動能力を上げるために

 

実際、効率の良い体の使い方ができている人ほど、

動作に力が入っているようには見えません。

 

ジョーダンの美しいダンクからは力みが一切感じられませんね。

 

このようなナチュラで爆発的な動きができるのは手足の力に頼っていないからです。

 

手足で動こうとするのではなく、まず手足を脱力させ、体の動作は体幹で行う

という意識を持つと運動のパフォーマンスは上がります。

 

 

効率の良い動きとは?

 

効率の良い体の使い方ができるようになれば、

筋肉量に限らずどんな人でも運動能力は向上します。

 

逆に体の使い方が下手な人は

いくら筋肉があっても筋力の使い方の効率が悪いので、

良いパフォーマンスを出すことはできません。

 

こちらの動画の9:00頃からの映像が参考になるのですが(全編見ても面白いです)

 

武道の達人が何周りも体の大きいボディービルダーを立ち腕相撲で転ばしてしまうシーンがあります。

 

このあとで、科学的な分析もされているのですが、

達人は体幹の力で相手を押しているのに対し、ビルダーは腕の力で倒そうとしています。

 

 

これこそまさに、体の使い方が上手い人と下手な人の違いです。

 

いくら太くした腕でも、よっぽど差がない限り、体幹のパワーには劣るのです。

 

体の使い方を向上させれば、筋力を鍛えるまでもなく、高出力な運動をすることができます。

 

 

筋肉を鍛える前にすること

 

もちろん、相手も体の使い方が上手ければ最終的には筋肉量の勝負になってしまいます。

 

ですので、トップアスリートのレベルになると筋力トレーニングは避けては通れないものです。

 

ですが、その前段階としては、

筋肉に頼る動きではなく、むしろ筋肉に頼らない動き方を身につけておくことが重要です。

 

筋肉に頼らない効率的な動きができていればこそ、

筋肉をつけた時にそのパワーをより最大限発揮できるようになります。

 

中途半端に筋肉ばかりつけてしまうと、

筋肉に頼る動きが身についてしまい、結果、運動のパフォーマンスが落ちてしまいます。

 

これが、

筋肉をつけると動きやキレがなくなる

と言われるゆえんでしょう。

 

特にウェイトトレーニングというのは鍛える筋肉以外はロックしてしまうので、

全身運動であるスポーツの動きとはまったく異なるものです。

 

こうしたトレーニングに慣れてしまうと、一部の筋肉に頼る動きが身についてしまう危険があります。

これが筋トレの危険性です(筋トレ自体を否定しているわけではありません)。

 

またそうならないためにも、筋トレは極力、スポーツの動作に近い形で鍛えるのが理想だと思います。

 

まとめ

 

運動は常に体幹を主体にして、体幹主導で行う

 

ことがスポーツにおいて最も大切です。

 

手足はあくまでも末端(おまけ)であって、パワーの源は体幹にあるのです。

 

運動は体幹に始まり、体幹に終わる

 

といっても過言ではありません。

 

実は古武術の動きもそうなのですが、

体幹主導は今に始まったことではなく、昔から武道の達人が常に実践してきたことです。

 

古武術の武闘家がなぜ小さな体でも、素早く力強い動きができるのかという秘密はここにあると考えています。

 

体幹主導については今後とも触れていきたいと思います。

 

シェアする
CATEGORIES
TAGS

COMMENTS

Wordpress (0)